最新のOS:Windows11(バージョン:21H2)へのアップグレードについて
最後のWindowsだったはずの「Windows10」ですが、最新OSとして「Windows11(バージョン:21H2)」が2021年10月5日に発表されました。
現在はバージョン「23H2」が配布されています。
Windows11の発表に伴い、Windows10の最終サポート期間は「2025年10月14日」となりました。
Windows11のシステム要件は、
ほかに「メモリ:8GB以上必須(推奨16GB以上)」です。
また、アップグレード対象のWindows10は64bitです。32bitは対象外となりました。
Windows10→11に限らず、Windows7→10やWindows8.1→Windows10にも当てはまるのですが、現在の動作に問題が無いことが大前提です。
例えば「起動時にエラー表示がでる」とか「使用中にエラー表示がでる」などの不具合は、事前に解消しておかないと、アップグレードすることにより、症状が悪化します。
また必要なアップデートは全て適用されていること。
クリーンインストールであれば、ほとんど問題はありません。
対象外のパソコンにアップグレードインストールを行うと、右の写真のように「このPCは現在 Windows11のシステム要件を満たしていません」と表示され、これ以上先へは進めません。
では、「買い替えるしか無いのか?」
と言う声にお答えすべく、「生け贄」を差し出します。
Windows10からの通常アップグレードは、はじかれます。
では、「クリーンインストール」はどうでしょう?
MicrosoftからWindows11のインストールUSBを作成し、実行してみました。
結果は、残念ながら、上の写真のように、「このPCではWindows11を実行できません」と、にべもない表示が出ます。
ここで朗報です。
当店では、試行錯誤の結果、まず非対象機種(Core i7-4700)のクリーンインストールに成功。
続いて、非対象機種の「上書きアップグレード」にも成功いたしました。
気になる動作状況ですが、Windows10とほぼ変わらぬ動作です。
SSDを導入して検証を行っています。
HDDモデルでは、正直キビシイと思われます。
また、メモリは最低でも「8GB」できれば「16GB」が必須ですね。
引き続き、新しい情報を入手次第、このページに掲載いたします。
非対象機種でもクリーンインストールが可能です。
また、Windows10バージョン21H1からWindows11に上書きアップグレードにも成功しました。
クリーンインストール及び上書きアップグレード後も、動作は安定しております。
インストール後、「一部のデバイスが認識されない」というトラブルも発生しましたが、Windowsアップデート(オプション)を実行することで、解消されました。
また、下記写真のとおり、月例アップデートも通知があり、問題なくインストールできました。
なお、まだ新バージョンの「24H2」は未発表ですが、22H2→23H2のメジャーアップデートは自動で降りてきませんでしたので、同様の対応であろうと思われます。