「パソコンを自作してみたい!」
「自作は難しそう…。」
ある程度の知識と、慎重さがあれば、パソコンの自作はそんなに難しいものではありません。
プラモデルを作ったことのある方なら、難なく、組み上げられると思います。
こちらでは、パソコンを自作する際の注意点や手順を紹介してみます。
どうぞご参考になさってください。
パソコンを自作する際にそろえておくと便利なモノ、
これくらいは必要です。
まずは、マザーボードの通電チェックです。
マザーボードにCPU・メモリを取り付け、ATX電源ユニットからマザーボードに「24ピン」と「4ピン」あるいは「6ピン」のケーブルを繋ぎ、マウス・キーボード・ディスプレイケーブルを繋いでから、電源コードを電源に繋ぎます。
マザーボードとケースを繋ぐ端子をドライバでショートさせると、電源が入ります。
CPUファンが回転します。
キーボードの「Delete」キーか「F2」キーを連打すると、BIOS画面が出ます。
この画面が出ないときは、ディスプレイケーブルの取付状況等、確認してください。
確認しても、画面が出ない(電源が入らない)場合は、マザーボードか電源ユニットまたはメモリの取り付けに問題があります。
フルサイズキーボードを繋いでいる場合は、「NumLockインジケータ」が点灯するかも確認してください。
ATXミドルタワーです。
ケースの種類は「スリムタワー」「ミニタワー」「フルタワー」とありますので、使い勝手と予算とで選びます。
ミドルタワーであれば、HDDを追加したり、ビデオカードを追加したり、将来的にグレードアップが容易ですね。
マザーボードを組み付ける前に、「バックパネル」を取り付けておきます。
これを取り付けなくても、マザーボードの取付はできますが、見栄えが良くないので、忘れずに取り付けておきます。
ケース側にマザーボード取り付け用の受けネジをつけて、マザーボードを入れて、ネジで固定していきます。
マザーボード側のネジ位置を確認して、受けネジをつけましょう。
間違えるとやり直しです。
ネジは、ケースに付属していますので、サイズ(ミリ・インチ等)を間違えないように固定していきます。
このマザーボードは「MicroATX」ですので、6カ所です。
店主は、事前に、動作チェックを行いますので、CPU・CPUクーラー・メモリはマザーボードに取り付けた状態でケースに入れます。
マザーボードを固定したら、電源ユニット(ATX電源)を取り付けます。
このケースは「下電源」です。
向きを間違えないように…。(店主は上下を間違えていますね…(;^^)ヘ..)
撮影後に気がつきました。
もちろん、やり直しておきました。
最近のケースは「裏配線」ができるようになっています。
裏配線の利点は、ケース内配線がスッキリとまとまる事です。
配線がゴチャゴチャしていると、空気の流れを阻害して、冷却効率が落ちます。
難点は一言、「めんどくさい」です。
配線が終わったら、「ケーブルタイラップ」でケースにまとめて固定しておきます。
手がかかる作業ですが、このケースは左側がアクリルで、中が見えるようになっていますので、見栄えが良くなるよう、考えながらまとめます。
なお、右下に見えるケースファンは青く光ります。
CPUの下に見える「ボード」は「USB3.0インターフェイスボード」です。
ケース側にUSB3.0ソケットがありますが、このマザーボードは対応していないので、ボードで追加しました。
このようなことができるのも、自作デスクトップの利点ですね。
裏側も配線をまとめて固定します。
パネルを閉じたときに、配線を噛まないよう、注意が必要です。
完成です。
背面と正面の写真を掲載しておきます。
ご覧のとおり、ケースファンにLEDがついていて、青く光ります。
最近の流行ですね。
もちろん、CPUファンや背面ファンにもLED付のモノが販売されていますので、光らせたい方は、交換できますよ。